夜空に輝く満天のお星様のように、チェロのアンサンブルを通して煌きたい。
東北チェロアンサンブル「銀河」
東北の地に生まれた新しい音楽の楽しみ方です。

宮城県山元町 陽だまりホールでの演奏を終えました。

 

 3/30(土)宮城県山元町 つばめの杜陽だまりホールで演奏をしました。当日の参加者は12名。石巻での演奏からまもない日数での演奏となりました。
 当日は、今回の演奏会の主催者である『陽だまりアカデミー』の生徒さんの演奏が第一部。子どもたちの純粋な透き通った音色に癒されました。
 一般参加団体3団体の演奏が第二部。銀河は第二部のトップバッターでの演奏となりました。演奏は『アンダンテフェスティーヴォ』『ノクターン』『見上げてごらん夜の星を』の全3曲。
 演奏後、「大人数の演奏で迫力があった」などの感想をいただきました。


3/11(月石巻かわまち交流センター様での演奏が終わりました。

 

 3/11(月)、東日本大震災から13年を迎えたこの日、石巻市のかわまち交流センターで「復興と平和 祈りのコンサート」として演奏して来ました。演奏は『おくりびと』『見上げてごらん夜の星を』を始めとして、アンコール曲『ふるさと』など、全9曲を演奏しました。  
 震災の日とは違い、暖かな日になった当日、石ノ森正太郎記念館の向かいに位置する会場には、42名の方が聴きに来てくださり、立ち見も出るほどでした。
 当日の演奏は私たちなりに鎮魂のための演奏ができたと思います。
 演奏後、聴きに来てくださった方から『今日という日にぴったりの曲ばかりだった』『チェロの音色がステキだった』『また来て欲しい』などのお声をいただき、演奏する喜びを改めて感じました。


3/30(土)『みんなの陽だまりコンクール』に出演します。

 3/30(土)に山元町『つばめの杜陽だまりホール』で開催される『みんなの陽だまりコンクール』に、東北チェロアンサンブル銀河が出演します。
 一般財団法人陽だまりハーモニー主催のこのコンサートは、陽だまりアカデミ-のこどもアカデミ-の生徒さん、おとなアカデミ-の生徒さんを始めとして、一般参加の弦五郎さん、アンサンブルソレイユさんなども出演されます。
 銀河は第二部のトップバッターとして『アンダンテ・フェスティ-ヴォ』『ノクターン』『見上げてごらん夜の星を』の3曲を演奏します。
 みんなで音楽を楽しもう❗という想いに溢れた演奏会を目指します‼️
 3/30(土)14:00開演です。


3/11(月石巻かわまち交流センター様で演奏します。

 東日本大震災から13年。甚大な被災を受けられた石巻で縁があって、東北チェロアンサンブル銀河が演奏の機会をいただきました。
 当日は、14:00から、かわまち交流センター様2階で演奏します。演奏曲は、モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」など全8曲を祈りとともに演奏します。
 鎮魂、平和への祈りなど、まだまだ復興への長い道のりを歩む力になれ心の癒しとなれる演奏ができますよう、参加者一同、力いっぱい良い演奏ができますようがんばります。


「陽だまりアンサンブルコンクール」で審査員特別賞を受賞しました!

 
 2023年8月26日(土)宮城県南部に当たる山元町つばめの杜ひだまりホールで、一般財団法人陽だまりハーモニー主催のアンサンブルコンクールが開催されました。
 そのコンクールに、銀河メンバーで構成する『クオトロカルテット』が出場し、『審査員特別賞』をいただきました。
 初めてのコンクール出場に、メンバーは今までに味わったことのない緊張感を味わいながらの8分間となりました。

 審査員の先生からは、プロも出場しているコンクールの中、「本当に全員が楽しそうに演奏をしていました」との素敵な講評をいただきました。楽しく弾くことは、銀河の中でも常に心がけていた成果かもしれません。
 終わってみれば、選曲などいろいろと反省点もありますが、今年の反省点を踏まえ、また来年のコンクールに向け、さらにステップアップできるようメンバー一同決意を新たにしました。
 
『第2回陽だまりアンサンブルコンクール』
主催: 一般財団法人陽だまりハーモニー
開催日:2023 年8月26日(土)
会場: 山元町 つばめの杜ひだまりホール
演奏曲: クレンゲル『Four Pieces』Op.33 より
      Ⅰ無言歌  Ⅱガヴォット
クオトロカルテットメンバー: 1st佐藤弘美、2nd武山郁子、3rd佐藤基恵、4th桂島直美


「2023ふくしまチェロ・コンサート」に参加したメンバーからの声です!


写真をクリックするとメンバーからのメッセージにリンクします。


東北チェロアンサンブル銀河 第4回発表会を開催いたしました!

 

  11月12日(土)、仙台市一番町141ビル6F『エルパーク仙台』にて、東北チェロアンサンブル銀河の第4回発表会を開催いたしました。コロナ禍のため3年間開催を断念していた発表会、無事に開催できた喜びを噛み締めながら、メンバー一同演奏させていただきました。

 ご来場いただいた皆さま、並びに、開催に際してお力添えいただいた皆さま、ご指導いただいた前嶋先生に厚く御礼申し上げます。演奏曲は、以下の曲を演奏いたしました。
第1部
 ・The Last Spring
 ・歌劇「カルメン」より「行進曲」
 ・弦楽セレナーデ より 第4楽章/Antonin Dvořák


第2部
 ・Song without words (カルテット)
 ・ロザムンデ(カルテット)
 ・Six Duets Op.60  Allegro risoluto /S.Lee
 ・Duo Ⅰ Op.49よりAllegro moderato, Allegretto/Offenbach
 ・『水上の音楽』より Finale/G.F.Händel
 ・Duet Op.22 No.2 Ⅰ.Allegro/F.A.Kummer

第3部
 ・リュートのための古代舞曲とアリア 第3組曲/O.Respighi 
アンコール
 ・花は咲く

  第1部の「弦楽セレナーデ」や、第3部の「リュートのための古代舞曲とアリア」など、難曲にも挑戦いたしました。なかなか思うように練習が進まず苦労したり、当日のリハーサルまで細かな調整をするなど、ハラハラしながら本番を迎えましたが、気持ちよく演奏することができ、晴れやかな気持ちです。
 第2部ではデュオやカルテットを演奏しました。出演するメンバーは緊張した様子でしたが、皆んな堂々と練習の成果を発揮することができました。小編成のアンサンブルでは、全体合奏よりもチェロ一本一本の生の音を感じることができるため、会場の皆さまも集中して音色に耳を傾けてくださっていたように感じました。  第3部の「リュートのための古代舞曲とアリア」は、全楽章を演奏する「銀河」初の試みで、演奏が終わった際には達成感で胸がいっぱいになりました。特に第4楽章は大変迫力がある名曲で、「力強い演奏だった!」と感想をいただきました。

 普段はクラシック音楽をあまり聴かない方にも、全楽章を通して曲を聴く楽しさを体感いただけたのではないかと思います。

 アンコールでは「花は咲く」を演奏させていただきました。この曲は東日本大震災の復興支援のために作られたチャリティーソングで、作詞の岩井俊二氏、作曲の菅野よう子氏、ともに仙台市のご出身です。
 「花は咲く」を演奏しているときには、がんばって練習してきた発表会が終わってしまうさみしさがありつつも、次回はもっと上手になって舞台に立ちたい!という気持ちを持って演奏を終えることができました。


 楽器を趣味にしている人にはよくある話かもしれませんが、演奏会の本番が終わると、ますます練習がしたくなるのですよね。

 コロナ感染症の再拡大も懸念されている昨今ではございますが、一刻も早く収束し、思う存分演奏が楽しめる日々が戻ることを願っております。


(I.S.)

東北チェロアンサンブル銀河 第4回発表会開催決定!

 

  コロナ禍による3年間の空白期間を経て、発表会の開催が決定いたしました。
2022年11月12日(土)
仙台市一番町141ビル6F『エルパーク仙台』
13:00開場、13:30開演、入場料無料
 
 全三部構成で、第一部はこの3年間に練習し、演奏をご披露する機会に恵まれなかった曲たち。
第二部は、デュオ、カルテット全6組の熱い想いをぶつける(?)演奏の数々。
第三部は、レスピーギの名曲『リュートのための古代舞曲とアリア〜第3組曲』の第1楽章から第4楽章までの全楽章を。1つの曲の全楽章を演奏するのは、「銀河」初となります。音域の広いチェロとは言え、第1ヴァイオリンの高い音域、第1ヴァイオリンに色を添えて支える第2ヴァイオリン、高音と低温の橋渡しや立体感を添えるヴィオラ、この3つの楽器をどっしり支えるチェロパート。本来なら、これにコントラバスを加えた弦楽合奏で演奏する曲を、すべてチェロで演奏するのは技術的にも大変苦労する部分が多く、練習中に大きな溜息が漏れることもたびたびありました。
 それでも、弦楽四重奏とは違う、チェロだからこそ醸し出される『リュートのための古代舞曲とアリア』をお楽しみいただけると思います。
 コロナ禍の中で改めて感じたメンバーのチェロを弾くことへの思い溢れる演奏を、ぜひ聴きにおいでください!


「2023ふくしまチェロ・コンサートコンサート」が来年5月に開催されます。銀河のメンバーも参加します。

 

2023年5月21日(日)
開演 14:00
会場 福島市あづま総合体育館メインアリーナ

 以下、最近発表された2023ふくしまチェロ・コンサート実行委員会からのメッセージです。
 
 東日本大震災から暦が一巡する12年を経過した2023年5月21日(日)、福島市あづま総合体育館メインアリーナにおいて、全国から集まる800人のチェリストたちと地元福島の高校生の合唱団とともに、「2023ふくしまチェロ・コンサート」を開催します。

 指揮者として、奏者の思いを120%引き出してくださる田中健先生、ゲスト奏者として、常に互いを刺激し合いながら、アンサンブルとしての成長を目指す東京チェロアンサンブルのメンバー10名全員をお招きしました。
 本日(2022年6月17日)、このお知らせを公開できるまでになりましたこと、大変嬉しく思いますとともに、身の引き締まる思いで、この巨大プロジェクトを進める決意でいます。演奏曲も、これまでにないラインナップを用意しました。
 昨日のニュースで、福島県大熊町の帰還困難区域のうち、特定復興再生拠点区域(復興拠点)の避難指示が6月30日午前9時に解除されることになりました。11年を経た今も被災地域の皆様のご苦労を、私たちは忘れてはなりません。ハード面の復興は国に譲りますが、私たちにできるかもしれない「心の復興」の一つとして、チェロを通した復興と祈りの調べを、被災地域の皆様にお届けしたいと考えています。1人でも多くのチェリストの皆様のご参加をお待ちしています。
 公式サイトのエントリーフォームをご利用ください。どうぞよろしくお願いします。
2022年6月17日 
https://2023fukushima800cellos.com

2023ふくしまチェロ・コンサート実行委員会

『東北チェロアンサンブル銀河 復興と平和~祈りのコンサート~』を
気仙沼市で開催しました。

 

 東北チェロアンサンブル銀河の「復興と平和 祈りのコンサート」が5月28日、気仙沼中央公民館で開催されました。会場となった気仙沼中央公民館は、東日本大震災の津波で被災し、その後、11年間仮住まいとなっていましたが、昨年末にようやく移転新築オープンした施設で、ホールは329席、音響の良い素晴らしいホールです。
 気仙沼の皆さんには大変関心を持っていただいたようで、用意された整理券150枚は公開してからわずか3日でなくなるという盛況ぶりでした。
 当日は天気にも恵まれ、聴衆の皆さんにはチェロアンサンブルの持つ美しいハーモニー(と言っていただきました)と地元合唱団「コール・コリーン」との共演を楽しんでいただきました。演奏曲目は、別添のプログラムのとおりです。
 →気仙沼プログラム
 聴衆の皆さんからは、「素晴らしい演奏でした」「チェロだけの演奏は初めてでしたが凄くよかった」、「心に寄り添う演奏、ありがとうございました。ウクライナの人々に1日も早く演奏が聴ける日が来るよう祈っています」、「チェロと合唱の優しく深い音色に心洗われ癒されました」、「荒城の月は圧巻でした」、「家路は最高でした」など、多くの感想をいただきました。
  一方、演奏したメンバーからは、「気仙沼で演奏できて良かった」、「あのような素晴らしいホールで演奏できて幸せでした」、「皆さんが最後まで聴いていただき感激した」などの声が上がりました。

 コンサートの模様は、5月31日付けで、地元紙「三陸新報」に「復興と平和祈り 気仙沼でチェロコンサート」として写真入りで大きく取り上げられました。
 東北チェロアンサンブル銀河は、これからも地域に根差した演奏活動を続けていきたいと思っています。


『東北チェロアンサンブル銀河 復興と平和~祈りのコンサート~』を
気仙沼市で開催します。

 
期日 2022年5月28日(土)
開演 14:00(終演15:40予定)
会場 気仙沼中央公民館ホール 
入場料:無料(要入場整理券、気仙沼公民館にて配布予定。5月13日に配布数終了)

2021年12月1日に新しくオープンしたばかりの気仙沼中央公民館の素敵なステージで、『家路』『ふるさと』など全13曲を演奏します。地元の合唱団『コール・コリーン』さんとの共演もあります。詳細については5月1日(日)に地元紙及び気仙沼市のラインで、告知されました。
曲目(予定)
・アンダンテフェスティーボ
・Elegy
・リュートのための古代舞曲とアリア第3組曲より「シチリアーナ」
・ニューシネマパラダイス
・メロウチェロタンゴ
・おくりびと
カルテット演奏で

・見上げてごらん夜の星を
・荒城の月
全体演奏で
・ふるさと(合唱団コール・コリーンと共演)
・いつも何度でも(合唱団コール・コリーンと共演)
・アンダンテカンタービレ
・ニムロッド
・家路


桂ロビーコンサートに出演しました。

高橋広
2021年11月13日

 11/13(土)、桂市民センターのロビーコンサートに出演しました。銀河としては3日前の南小泉老壮大学における演奏に引き続き、今年度2回目の演奏会でした。
 桂市民センターは、東北最大級の住宅地で、豊かな自然囲まれた泉パークタウンの中にあり、音響の良いロビーとホールを持つ市民センターです。毎年、ロビーコンサートが開催されてきており、銀河は4年ぶり2回目の出演でした。
 銀河は2015年10月に結成して以来、ちょうど6年が経過しました。この間、毎年数回の演奏会を持ってきましたが、昨年来のコロナ禍の下で、この2年間はすべての演奏会がキャンセルとなっていましたので、今回参加したメンバーにとっては、少し緊張感を持ちながらも、演奏できる喜びを噛みしめながら楽しく演奏できたコンサートになったものと思います。
 このコンサートは桂市民センターにとっても2年ぶりのコンサートでした。当日は銀河の他に、ヘルマンハープの演奏とヴァイオリンとピアノの演奏がありましたが、参加した地域の皆さんも久しぶりの演奏会を心から楽しまれていたようでした。寄せられたアンケートでは、「やはり生演奏は良かった」、「チェロだけのアンサンブルは初めて聴いたが重厚なハーモニーに感動した」などの声が聞かれました。
 
 銀河が演奏した曲は、
  ①レリジオーソ
  ②エレジー
  ③メロウチェロタンゴ
  ④ニューシネマパラダイス
  ⑤ふるさと
の5曲でした。この中ではメロウチェロタンゴとふるさとが特に好評でした。
 11月に入り、コロナ感染症の発生は落ち着いてきましたが、再度の感染拡大も懸念されています。コロナ感染症の状況がこのまま収束し、来年は穏やかに演奏を楽しめる年となることを心から祈念しています。

南小泉老壮大学での演奏を終えて

桂島直美
2021年11月10日

 11/10(水)、南小泉老壮大学教養講座で演奏をいたしました。この南小泉老壮大学での演奏は、昨年もお声がけいただいたものの、コロナの影響により実現できず、 2年越しで実現できた演奏でした。ぎりぎりまで開催できるのかわからず、時には感染者の増加により練習会もできない中、実現した演奏会でもありました。
 銀河としては約 2年半ぶりの聴衆の前での演奏となり、出演するメンバーも良い緊張感を持って演奏することができました。そして演奏できる場があることについて、改めて喜びと感動を感じました。
 
演奏曲は、
   ①シベリウス アンダンテ・フェスティーヴォ
   ②スヴェルト:エレジー
   ③キーベ:メロウチェロタンゴ
   ④モリコーネ:ニュー・シネマ・パラダイス
   ⑤ゴルターマン:ロマンス(カルテット演奏)
   ⑥ゴルターマン:セレナーデ(カルテット演奏)
   ⑦滝廉太郎:荒城の月(カルテット演奏)
   ⑧ゴルターマン:レリジオーソ
   ⑨ラハナー:セレナーデ
   ⑩ドヴォルザーク:交響曲第九番新世界より 家路
   ⑪岡野貞一:ふるさと
 
 以上の合奏 8曲、カルテット 3曲の合計 11曲。所々で曲の紹介をしつつ、作曲家や曲についての小ネタを挟みながら約 1時間半の演奏でした。「セレナーデ」が恋人の窓の下で演奏するような曲、とお話しした時に恥ずかしそうに笑いながら話を聞いてくださっていた方の姿が印象的でした。
 教養講座の受講生の皆様は長時間にも関わらず、最後まで飽きずに楽しんでいただけたようでした。シートチェンジの間の佐藤弘美さんのチェロについての話も大好評で、コロナ禍のため実際に楽器を触っていただくことができませんでしたが、所々笑い声や「へぇー」と言うお声が出る中、チェロについて興味を持っていただけたように感じました。
 後で伺った所、当日は欠席者が少なかったということで、楽しみに待っていていただけたのかなと思いつつ、演奏する機会をくださった若林区中央市民センター様に2年分の感謝の気持ちでいっぱいです。また、コロナ禍で思うように練習会ができず、ぎりぎりまで(当日まで)ご苦労をおかけした前嶋淳先生にも改めて感謝申し上げます。
 本当に楽しく、幸せを感じることができた演奏会でした。次(が有ったら)は、もっと上手に曲紹介するぞ!と決意しつつ。

練習会再開のお知らせ

2020年5月31日

新型コロナウイルスの影響により練習会開催を見合わせていましたが、全国的に非常事態宣言が解除となり、また宮城県内では、ここひと月ほど新規感染者が発生していないことから、練習会を再開させることにいたしました。感染予防のため、いろいろお願い事項がございますが、ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。
 
○練習再開日→6月6日(土)より 
○練習曲
・ペルシャの市場にて
・アンダンテフェスティーヴォ
・リュートのための古風な舞曲より「シシリアーナ」
・ニューシネマパラダイス
・ラストスプリング
・ヒムヌス
○感染予防対策
①マスク着用をお願いします。
②朝に検温を実施。発熱がある場合は練習会参加をご遠慮ください。
③練習会前の手洗い・うがいをお願いします。
④休憩時の換気へのご協力をお願いします。
⑤万が一、周囲で感染者がでた場合は練習会への参加はご遠慮ください。
※人数把握のため、ブログの出欠の登録をお願いいたします。


これからの練習会について

2020年4月10日

 4月7日、7都府県に非常事態宣言が発令されました。宮城県内でも感染者が増え続けている状況です。
 この状況を鑑み、4/25以降の練習会を中止をさせていただきます。練習会中止についてはコロナウイルスの感染状況が落ち着くまでといたします。
 再開が決まりましたら早急にお知らせをいたしますので、お休みの間も定期的にブログのチェックをお願いいたします。
 お休みが長期になる可能性もありますので、練習会再開時に合わせられるよう、各自、現在練習している曲の自主練及び各自のレベルアップを心がけるようお願いいたします。
《問》東北チェロアンサンブル「銀河」 
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次回、4月4日の練習会を中止します

2020年4月1日

 会員の皆様 
 宮城県における、この1週間のコロナウイルス感染拡大状況に鑑み、次回4月4日の練習会を中止することにします。 
 会員の皆様におかれましては、次回の練習会までに楽譜を読み込み、正確に演奏できるよう、各自、自主練に励んでください。

 なお、練習会再開はブログで発表いたしますので、各々確認をお願いいたします。
執行部 

「東六小の桜と音楽を愛でる会」へ出演します! 
→中止になりました!

2020年4月11日(土)12:30~13:00 

第14回「東六小の桜と音楽を愛でる会」に、出演させていただきます!
日頃練習会の会場としてお世話になっている東六連合町内会さまよりお声をかけていただきました。
演奏時間は12:30~13:00。
場所は、仙台市立東六番丁小学校の体育館です。
当日は、宮町商店街の美味しいお店も出るようです。
仙台市の銘木に指定されている美しいエドヒガンサクラを際立たせるような、そして地域の皆様へのご恩返しの演奏ができるか! 
がんばって演奏をしますので、お近くの方は是非。
《問》東北チェロアンサンブル「銀河」 
お問い合わせ


宮野森小学校でコンサート!

2019年9月5日(土)14:00開演 

 昨年、9月5日、松島の宮野森小学校での演奏会が開催されました。宮野森小学校は、東日本大震災後に2つの学校が統合され、高台にできた学校です。「銀河」の演奏会は今回で2回目。校舎は木造のスタイリッシュな建物で、校庭がなければ学校と分からない程です。校舎に入ると、木の良い香りがしました。そして演奏会場の音楽室は、壁一面ガラスでできていて、学校の裏山の景色が映り、まるで森の中にいるようです。今日はこんな素敵な所で演奏できるか思うと胸が高鳴りました。

 1時間半ほどのリハーサルを終え、お昼休憩の後、いよいよ本番開始。 以下の曲目を演奏しました。
1.Die Himmel ruhmen ベートーヴェン
2.Grave/Minuetto スカルラッティ
3.Pilgrims’Chours ワーグナー
〈楽器の紹介〉 前嶋先生の独奏
4.さんぽ 久石譲
5.いつも何度でも 木村弓
6.宮野森小学校校歌 加藤登紀子  
 最後の校歌は、演奏に合わせ児童のみなさんも一緒に歌ってくれました。 この校歌、加藤登紀子さんの作曲で、チェロだけで練習していた時は、なんともノスタルジックで、懐かしさを覚える曲だと感じましたが、子どもたちの歌声が入ると、明るく元気で、パワフルな、まったく違う曲のように聴こえ、歌の力ってすごいなと思うとともに、音楽はみんなで作り上げる物だと改めて思いました。演奏会の時間は給食の後だったため、みんな眠くならないかな? と心配しましたが、真剣な眼差しで聴いてくれました。
 
 チェロの楽器紹介がありました。その後前嶋先生の独奏。そして、4年生がチェロの試奏をしました。みんな最初はおっかなびっくり弾いていましたが、「思いっきり弾いて良いんだよ」と声をかけると、しっかり音を響かせて楽しそうに弾いていました。子どもたちが大人になっても、この演奏会が心に残ってくれていたらいいな。「銀河」に入会して初めての演奏会でしたが、心地よい緊張感の中、楽しんで演奏することができ、とても有意義な時間となりました。宮野森小学校の皆様、ご指導いただきました。前嶋先生、メンバーの皆様、貴重な機会をありがとうございました。
 
 私事ですが、縁あって15年ぶりに再開したチェロ。「銀河」のおかげで目標ができ、演奏会やアンサンブルの練習がとても励みになっています。まだまだ思うように弾けず、もどかしいですが、憧れるチェロの美しい音に近づけるよう、また明日から練習に励みたいと思います。

東北チェロアンサンブル「銀河」 村井

東北チェロアンサンブル「銀河」、第3回発表会報告です

2019年5月18日(日)13:30開演

  

 2019年5月18日(日)、エルパーク仙台スタジオホールで、東北チェロアンサンブル『銀河』第3回発表会を開催しました。前回の発表会から2年振りの発表会となります。会員の家族を始め、各所に置かせていただいたチラシなどをご覧になり、約70人の方にお越しいただきました。今回は、客演に岡山ひかりさんを、そして東京からの参加者を含め17名での演奏となりました。この2年の間に積み上げられた各自の力を発揮すべく、前嶋淳先生の根気強く熱心なご指導のもと練習に励みました。
 
 当日は、全3部構成での演奏です。まずは、第1部。出演者全員での合奏です。
 
 発表会のオープニングはベートーヴェン『Die Himmel rühmen』。ベートーヴェン独特の荘厳な響きは、オープニングにふさわしい曲となりました。自分たちの持てる力でどれだけ「天を讃える」ことができるのか、課題に満ちた曲でもありました。
 
 続く2曲目。スカルラッティ『Grave・Menuetto』です。バロック時代の作曲家スカルラッティによる舞曲です。バロック時代のダンスミュージック。重厚なダンス、上品で軽快なダンスと色合いの違うリズム感を楽しんでいただけたのではないでしょうか。

 
 そして、第1部最後の曲は、ドヴォルザーク『弦楽セレナーデ』。
 8分音符の刻みで始まるこの曲、本来は哀愁の漂う味わい深いメロディを奏でるはずなのに、なぜかマーチのような刻み、味わい深さのかけらもないメロディの表現、練習では、前嶋先生に大変なご苦労をおかけしました。
 
 第2部は、デュオ、カルテットです。
 
 デュオで3組4曲。カルテットで2組2曲計6曲が演奏されました。各曲とも当日までに各々練習を重ね、現時点での各々の力量で可能な限りの演奏ができたのではないかと思います。足りない物は、来年への課題として確認できたと思います。
 
 最後の第3部は、再び出演者全員での合奏です。
 
 1曲目は、バッハ『無伴奏チェロ組曲第6番より サラバンド』。チェロの名曲といえば、バッハの無伴奏チェロ組曲の第1番。全曲美しさにあふれたあこがれの曲です。
 
 この「第6番 サラバンド』も、溜息がでるほど優雅で美しい曲。独奏では重音で演奏されるものを、各パートで揃えられるよう練習を重ねた曲です。各パートごとの音程、パート間で揃える和音は単純なように見えて難しく、やはりバッハ。永遠に勉強しなければならない曲なのだと再認識させられました。  
 
 2曲目はまたしてもベートーヴェン。『メヌエット』です。「6つのメヌエット』の
中の「ト調のメヌエット』として知られ、交響曲やソナタと並んで好まれる広く知られる穏やかで暖かみのあるほんわりした気持ちの良い曲調。聴いていた皆様にひとときほっとした時間を感じていただけたと思います。
 
 3曲目は久石譲『おくりびと」です。映画の中の山形県の、美しい緑の風景を思い浮かべながらお聴きいただきました。また、耳馴染みのある曲のせいか、今回の全演奏曲の中で1番好評価をいただいた曲でした。

 
 最後の曲は、ホルスト「ジュピター』。聴くのと弾くのは大違い。この「惑星」のように広がる宇宙を表現するのは体力も気力も必要となりました。
 
 最後の最後、アンコールに「ピチカート・ポルカ」を演奏して第3回発表会は終了となりました。

 
 第3回発表会は、数々の小さな事故はあったものの、現時点で発揮できるものを出し切った会だったのではないかと思います。今回の発表会で感じた課題を、来年の発表会で生かせるよう、新たな決意を胸にこれからの練習会に臨みたいと思います。
 
 また、今回残念ながら出演を見合わせ、当日の運営応援にお骨折りいただいた方々のお力添えがあってこその発表会でした。心より感謝を申し上げます。
     

(レポート担当:桂島直美)

今年もパトナホールで開催される CONCERT A LA CARTE A Sendaiに出演します!

2019年9月21日(土)14:00開演 

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仙台市宮城野区 パトナホール
【入場料】無料
曲目
ベートーヴェンの練習曲集より:Die Himmel rühmen
・スカルラッティ:Grave・Minuetto
・クレンゲル:Impromptu(即興曲)Op.30
・グルツマッヒャー:聖歌 Op.65
・ワーグナー:巡礼の合唱~タンホイザーより

《問》東北チェロアンサンブル「銀河」 
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銀河の第3回発表会にお越しください!

2019年5月18日(土)13:30開演

「第5回1000人のチェロ・コンサート」後に仙台で誕生した東北チェロアンサンブル「銀河」が第3回発表会を開催します。「令和」になって初めての発表会です。練習を重ねてきたチェロアンサンブルをお楽しみください。国際チェロアンサンブル協会が後援しています。 

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エルパーク仙台スタジオホール(仙台市一番町)
【入場料】無料
曲目
ベートーヴェン:練習曲集より2曲
・ホルスト:ジュピター
・スカルラッティ:Grave・Minuetto
・バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番より「サラバンド」
・ドヴォルザーク:弦楽セレナーデ
・久石譲:映画「おくりびと」より「おくりびと」
《問》東北チェロアンサンブル「銀河」 
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「20年来の思い」が叶いました

2018年11月4日(日) 

 神戸に1000人もの人がチェロを弾きに集まったことを聞いたのは20年前、末娘がヴァイオリンを習い始めた年でした。ヴァイオリンの先生の 中学生の息子さんがチェロを弾いていて、神戸のコンサートに参加したのです。「すごいな、1000人もの美しいチェロの音色が震災で傷ついた町に響き渡ったなんて」と深く感銘を受け、それから数年後に私はチェロを習い始めました。今年神戸で150名のチェロ弾きによる演奏会があると聞いた時は、その時のことを思い出し、「すぐに参加しよう」と思いました。事情が重なり、チェロは倉庫に入っていた期間もありましたが、昨年からまた練習を始め、娘が関西に引っ越したこともあり、20年を経て、初めてこのような演奏会に参加することができました。
 
 今回は149人の方々と演奏してみて、素敵なことをたくさん経験させていただきました。
 
 一つは、いろんな地域から来られた方々とお知り合いになれたことです。チェロが好きというだけで、以前から知っていたかのようにすんなりとお話ができました。150名の10%、15人程の方々とお話ができました。三重県から来られた方は、「3年後に福島県で150人のコンサートがあるときは行くから、その時また会いましょう」と言ってくださいました。20年前に参加された方は、「このような素晴らしいコンサートを始めてくださった方々への感謝の気持ちを忘れてはいけないね」と、おっしゃっていました。20年にわたり多くの方々のご苦労があってこそ、私も参加できたことを改めて感じました。
 
 二つ目の素敵な経験は、素晴らしいチェリストの直ぐ隣で演奏ができたことです。パートは違いましたが、4パートに分かれた時は、同じ3パートでしたので、響きに耳を傾けつつ、奏でられる美しい音にうまく乗せられるようにと思いながら弾きました。コンサートが終わった後、感謝の気持ちを伝えたら「音がぴったり合った時は気持ちがよかったです」とおっしゃってくださり、とても嬉しかったです。
 
 三つめの素敵な経験は、音楽の様々な要素に触れることができたことです。作曲家フンクもヴィラ・ロボスも、私にとっては初めて聞く名前でしたが、彼らの作品が好きになりました。フンクの最初の曲を皆で弾くと、雨が細い銀色の線のように降ってくる感じがします。またヴィラ・ロボスのアリアの、海に上る月の美しさを讃える詩が素敵で、口ずさんでいるうちに、ポルトガル語を習い始めたくなりました。
 
 指揮者の山本祐ノ介先生、N響首席奏者、藤森亮一先生のご指導を近距離で経験することができたことも忘れがたい経験です。仙台で行なわれたマエストロによる稽古の際、ある方が「白鳥の高音部の旋律をきれいに弾くためにはどうしたら良いのでしょうか」と藤森先生に質問されると、「昔あった、お天気人形が、首をふらふらさせるようにリラックスして弾けば良い」とデモンストレーションをしてくださいました。家に帰って真似をしてみましたが、うまくできませんでした。
 
 指揮者の山本先生はあちこちからやって来た、いろんなレベルの演奏者を前に指揮をするのはご苦労があったことかと存じます。でもゲネプロの最後に「いろいろ事件はあるかもしれませんが、楽しくやりましょう。ここで皆が楽しくやっていると、聞いている人に伝わるので。僕らが失敗しても誰が死ぬ訳でもないし」とおっしゃいました。私はこの言葉がとても大切なような気がして楽譜に書き留めました。音楽の可能性と、音楽を奏でるものの限界ということかな、完璧はあり得ないのなら 、音楽を信頼すればいいということかな、とにかく音楽を“楽しむ”ことができるって幸せなことです。もしまた山本先生の指揮で演奏する機会が訪れるとしたら、練習を積んで、楽譜を睨めてばかりいないで、先生が生み出そうとした音楽と一体になって演奏をしてみたい、と夢見ます。
 
 仙台での練習段階では前嶋先生を始め、銀河の方々にたくさん助けていただきました。 ありがとうございました。早いパッセージは苦手で、形だけは弾いたけど、音は外れちゃった、というふうになりましたが、その他の部分はいくつか難所はあったものの、ごまかしつつ楽しく弾くことができました。
 
 最後になりますが、コンサートの朝、今回利用した民泊のご主人から阪神淡路大震災の時のことを少しばかりお聞きする機会がありました。武庫川を挟んで、一方は甚大な被害を被り、町の景観はすっかり変わったということでした。コンサートが行なわれた兵庫県立芸術文化センターはまだ築13年で、無垢材が使われている大ホールは大変美しく、辺りの町並も整然としていますから、お話を伺わなければ大きな災害が起こった場所だということさえ分からなくなっています。私は仙台で何の不自由もなく生活していますが、東北地方の沿岸部はまだまだ工事も続いており、被災された方々のご苦労は絶えていません。このようなコンサートに参加したからこそ、被災地の方々のことを忘れずに日々を送りたいと、あらためて感じています。
 
演奏曲目:
  • 歌劇「カルメン」より第一幕への前奏曲/ビゼー
  • チェロのためのレクイエム/三枝成彰
  • レリジョーソ/ゴルターマン
  • セレナーデ/ラッヒナー
  • ブラジル風バッハ第5番より「アリア」/ヴィラ・ロボス
  • 組曲ニ長調/フンク
  • 鎮魂ファンファーレ/山本直純作曲、山本祐ノ介編曲(先生方による)
  • 「白鳥」/サン=サーンス
  • ブラーベ・メヌエット/スカルラッティ
  • 讃歌/クレンゲル (全員参加するから、『さんか』—山本先生のお言葉)
  • 神戸から世界へ2018  W. Muller, Others
  • Plink, Plank, Plunk!/アンダーソン

 
2018年11月13日 自分の誕生日を記念して書いてみました。

ヒューレット柳澤えり子

「ひまわりカフェ」ミニコンサートに出演しました!

2018年10月13日(土) 

 
 「宮城野の里」にて 福田町地域包括支援センター主催の「ひまわりカフェ ミニコンサート」で演奏してきました。前嶋先生のご指導とヒューレットさんのご尽力で、この機会を得たものです。私にとってボランティア演奏も銀河での少人数の演奏も初めてで、貴重な経験をさせていただきました。
 
 演奏は前嶋先生他 4名のメンバーで、そしてヒューレットさんの合唱のお仲間お 2人に歌のリーダーになっていただき、カフェに来られた皆さん( 36名)にも歌で参加していただき、和やかで楽しい時間を過ごすことができました。
 
 途中、前嶋淳先生よりアンサンブル銀河の紹介や、ヒューレットさんによる「上を向いて歩こう」のアメリカでの曲名は?というお楽しみクイズをはさみながら、以下の曲を演奏しました。
 
 
・上を向いて歩こう
・瀬戸の花嫁
・赤とんぼ  4重奏版
・赤とんぼ  2重奏版
・大きな古時計
・ふるさと
・さんぽ
 
 いずれも上の年代の方々がご存知と思われる選曲で、歌いやすいよう少しゆっくり目に演奏しました。歌を聴きながらの演奏は皆さんとの一体感があり楽しいものでした。演奏後は「チェロの音は暖かくて癒される」「チェロが身近に感じられて良かった」などなどチェロに関してのうれしい感想もいただきました。
 
 今後もいろいろと演奏の依頼があることでしょう。幅広い対応ができるように、こうしたなじみのある曲を、銀河の得意のレパートリーとして増やせるといいなと思います。人前で弾くことはとても勉強になると感じています。これからも経験を積んで、アンサンブルを楽しみながら、よりいい演奏ができるよう、練習を重ねていきたいと思います。

Concert à la carte à Sendai 2018」の出演報告

2018年10月16日(火) 

 
 2018年 930日(日) 14:00から、宮城野区文化センターパトナホールにて「 Concert à la carte à  Sendai 2018」が開催されました。
 
今回は、演奏順に、
1.リコーダーアンサンブル ラマージュ
2. Trio Fiori トリオ フィオーリ
3. Aulos アウロス
4. Ensemble Con biro アンサンブル コンブリオ
5.東北チェロアンサンブル「銀河」
の5団体が出演しました。
 
 私たち「銀河」は、去年に引き続き2回目の出演になります。30分の持ち時間で、
・J.S.バッハ:主よ人の望みの喜びよ
・クレンゲル:4本のチェロのための4つの小品より  1.無言歌  2.ガヴォット  3.ララバイ
・グリーグ:ホルベルクの時代より 第2曲サラバンド
・プロコフィエフ:ロミオとジュリエット 第2組曲より「騎士たちの踊り(モンタギュー家とキャピュレット家)」
の6曲を演奏しました。
 
 午前中に、ステージ上でリハーサルを行ないました。今回、「銀河」の出演者は16人。ステージ上での並びは、1列と2列の2つの案を試してみました。1列だと、長さも奥行きも遠くなってお互いの音が聴きづらい感じです。2列に並んだ結果、音がまとまって他パートの音も聴きやすくなり、2列に決定。リハーサルは一通り流した後、不安点をおさらい。他団体の出演者からのアドバイスなどもいただき(演奏終了後の弓の始末ですよ!)、大変ありがたく、また身も引き締まりました。
 
 本番は 13:30開場、 14:00開演。台風 24号で悪天候の中、次々にお客様が集まられてきました。他の団体は、バロック音楽を中心とした曲目で、完成度の高い丁寧なアンサンブル演奏です。それぞれの楽器への愛情と、音楽を楽しんでいる様子が伝わってきました。
 
 「銀河」は、最後の出番です。本番でも、お互いの音を聴き合いながら、合図を出しあったり、弓の動きを確認したり、聴覚・視覚をフル活動。みんなの気持ちがひとつになり、演奏がまとまりました。今までの練習の成果がしっかり発揮されたのではないでしょうか。ちなみに、客席で聴いた私の家族の感想では、「ホルベルク」がとてもきれいに聴こえ、感動したそうです。チェロの音色は耳に心地よく、安心して聴くことができたとのことでした。
 
 「銀河」の活動も今年で4年が過ぎました。これまで、演奏会の本番を迎えるごとに、アンサンブルの質が向上し、演奏が成長していくのを実感しています。同じステージ上で温かく私たちの成長を見守ってくださる共演者の皆さま、また私たちの拙い演奏を聴いてくださるお客さまたちに感謝しながら、これからも練習に励みたいと思いました。(Y.T)

「ひまわりカフェ」にカルテットで出演します!

2018年10月13日(土) 

 
 10月13日(土)10:00〜11:30に開催される「ひまわりカフェ」において、前嶋先生他3名のメンバーでカルテットを組んで演奏します。
 
 「ひまわりカフェ」とは、仙台市宮城野区田子にある高齢者社会福祉施設『宮城野の里』内の地域包括センターが毎月第2土曜日に開催している集いです。このようなカフェ形式の集いは、厚生労働省の認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)の一つの柱、すなわち認知症への理解を深めるための普及・啓発の推進を実現するための手段として全国各地で行なわれており、「認知症カフェ」、「物忘れカフェ」などという名称でも呼ばれています。物忘れの気になる方、そのご家族、認知症に関心のある方などを対象としていますが、地域に住む方はどなたでも参加ができ、 悩み事などの相談や、お茶を飲みながら交流をしてゆったりと過ごせる場所を提供します。「ひまわりカフェ」では毎回薬剤師が薬に関して、直ぐに役立つ話があり、ボランティアによる絵本読み聞かせや、音楽演奏があります。
 
 今回は、福田町地域包括センターから、「ひまわりカフェ」で音楽の演奏をしてくれるボランティアを探しているというお話を伺い、世話人会で話した結果「銀河」からカルテットとして出張演奏をすることになりました。カフェには普段は20名ほどの方々が参加するそうですが、音楽ボランティアが来る月には、地域に回覧板で告知するため普段よりも多くの方が集まるということです。10月13日には、参加者の年齢を考慮し、50〜80歳くらいの方々に馴染みのある曲「赤とんぼ」、「瀬戸の花嫁」、「上を向いて歩こう」、「川の流れのように」、「ふるさと」などを、30分ほどのプログラムで演奏する予定です。チェロの伴奏で参加者の方々も一緒に歌を口ずさみ、和やかなひと時を過ごしていただけるように、4名心を合わせて演奏したいと思います。
 
ヒューレット 柳澤えり子

泉第2チェリーこども園でのコンサート報告

2018年7月7日(土)10時~11時 泉第2チェリーこども園にて
 

 7月7日、七夕にもかかわらず、前の日からのあいにくの雨模様。“マルシェ inこども園”が行なわれる中、チェロアンサンブルをお届けするために泉第 2チェリーこども園に 15名でお邪魔しました。
 
 当日はこども園を会場にいろいろなブースが参加し、こども園に通うお子さんやご家族・地域の方々がお客さんとして来園されるという“マルシェ”が開催されていました。マルシェとは、フランス語で「市場」の意味があります。
 
 集合して、こども園へ。ホールがある 2階へと案内されました。園内は階段がなく、玄関脇にある長~いスロープで 2階へ。とてもバリアフリーな構造になっていました。ハイハイをして動く子も走って動く子も一緒に安全に移動できる建物に感心しました。
 
 10時スタートということで、効率よく準備・リハーサルをしてスタンバイ。
 
 園長先生のコンサート案内放送とともにマルシェに来たお客さんが三々五々入場。 30人ぐらいのお客さんが入ったところでコンサートスタートです。以下の曲目を演奏しました。
 
①ホルスト「ジュピター」
②キーベ「メロウチェロタンゴ」
③「ふるさと」
④久石譲「さんぽ」
⑤久石譲「となりのトトロ」
⑥「七夕さま」
 
 合奏曲を 3曲演奏後、楽器体験コーナーパート①。今回は8分の1・4分の1サイズの小さいチェロも用意していただいたので、小さいお子さんにも体験してもらえました。チェロを抱えて座り、弓を引くと音が鳴り、一端の演奏家の顔になります。 お父さんやお母さんたちもメンバーのチェロで体験。子どもたちと違って身体に力が入るので中々いい音はしませんが、メンバーが大人になってから始めたことを聞くと、ちょっと興味をひかれたようでした。
 
 体験コーナーを切り上げ、後半をスタート。後半は子どもたちと歌える曲と季節の曲を演奏しました。こども園ということもあり、子どもたちはチェロに会わせて元気よく歌ってくれました。アンコールの声に応え、“さんぽ”を演奏、子どもたちの元気な歌声でコンサートは終了。ここから楽器体験コーナーパート②、先ほど恥ずかしくてさわれなかったお子さんにも体験してもらえました。繰り返し弾いてみるお子さんもいて、ここから小さな演奏家が出るといいなと思いました。子どもたちの様子や歌から子どもたちのパワーを分けてもらった一日となりました。
 
(おまけ)片付けして、三々五々解散。女性陣はマルシェを見学して新鮮なお野菜や美味しいものをいただきました。
I.T

宮野森小学校コンサート終了しました!

2018年5月25日(金) 

 2018年5月25日(金)快晴。仙台市内から車で1時間の所にある東松島市立宮野森小学校にて総勢15名(奏者14名、タイムキーパー1名)で演奏してまいりました。
 
 宮野森小学校は東日本大震災の津波被害を受けた野蒜小学校と宮戸小学校が統合し、平成28年開校の新しい小学校です。校舎は東北の木材を活用し、見晴らしの良いガラスをふんだんに使用した木造平屋(一部二階)建で、裏山と一体化した開放的な造りになっています。この校舎には生徒さんたちが作ったカラフルな「お守り」が柱や梁の上などいろいろな所に隠れていて、どこにいても見守っているそうです。
 
 お昼休みの一部と5時間目がチェロコンサートの時間になります。授業と同じなので終了時間厳守、緊張します。全校生徒約120名が多目的ホールに集まり、下段が1年生、最上段が6年生と階段状に着席です。聴衆と奏者双方の顔がしっかり見える面白いホールで、私たちは音楽室を背にアーチ型配列でコンサートが始まりました。
 
 まず、チェロ合奏3曲、楽器説明、前嶋先生によるソロ演奏「白鳥」、楽器体験、そして生徒さんたちと一緒に合唱と校歌の3曲。前嶋先生ソロ演奏のサン=サーンス作曲「白鳥」は給食の放送の最後に時に流れる曲だそうで、宮野森小学校では馴染みのある曲のようです。生徒さんも先生方も我々もホールにいた皆が、うっとりしながら聴いていたのは、ご想像がつくと思います。
 
 約1時間のコンサートは時間通りに終了、あっという間の1時間でした。
 
 このコンサートは人と人、そして音楽の繋がりがあったからこそできたと感じました。この日チェロを見たり聴いたり弾いたりした経験が種になり、10年、20年経って、心の中で大きく育っていて欲しいです。私だけでなく参加したメンバーも宮野森小学校の皆さんからたくさんのパワーを吸収したのではないでしょうか。宮野森小学校の皆様、関係の皆様、貴重な体験をありがとうございました。  
レポート担当:佐藤(基)
 

東北チェロアンサンブル「銀河」、第2回発表会報告です

2017年10月28日(土)13:30開演

  
 10月28日(土)13:30から、エルパーク仙台スタジオホールにおいて、東北チェロアンサンブル「銀河」の第2回発表会が開催されました。聴きにいらしてくださった多くの方々に心から御礼申し上げます。
 
 第2回発表会は仙台近郊の他、郡山、東京から総勢19名が参加して行なわれました。年齢とチェロ演奏の経験に関しては幅があるものの、「チェロ大好き」という同じ想いで集まり心を一つにして演奏することができました。
 
 全員合奏の第一部は「第5回1000人のチェロ・コンサート」からのラッヒナー作「セレナーデ」で静かに開幕しました。髙坂知節代表から来場された皆様への感謝のメッセージが語られた後、キーベの「メロウチェロタンゴ」、ゴルターマンの「レリジオーソ」が、そして日本人に馴染みの深い「大きな古時計」、アニメのテーマソング「いつも何度でも」の計5曲が演奏されました。 
 
 洗練され優美な「セレナーデ」から、主旋律のソロとトゥッティのバランスが魅力的な「いつも何度でも」へ。暖かく純朴な「大きな古時計」と情熱的でセクシーな踊り手が見えてきそうな「メロウチェロタンゴ」から「レリジオーソ」の静寂へと、様々な世界を聴衆の皆様と楽しみ第一部は閉じられました。
 
演奏を聴いていた私の家族は、「演奏も素晴らしいが19台のチェロが一斉に舞台に並んだ様が、なんとも美しい」と申していました。茜色、緋色、橙色、飴色とそれぞれの楽器の色合いの違いが秋に色づく木々のようにも見えたのだそうです。
 
 休憩後の第二部では、2組のデュオと2組のカルテットによる演奏がありました。バッハの「エア」を演奏したデュオは前嶋先生と私で、天体に例えると質量の充実した立派な恒星と、その重力のおかげで一緒に回転できている小さい星のようなデュオでしたが、 先生のリードで安定感のある良い演奏ができました。
 
 デュオの2組目はハイドンの「弦楽四重奏曲 プレスト」という軽快な曲を美しく奏でました。息もぴったりと丁寧な演奏をしたデュオはふたご座の二つの明るい星ポルックスと、カストルの輝きのようでした。
 
 カルテットの1組目はヴィヴァルディの四季より「冬」第2楽章とバッハのコラールから「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」を演奏しました。こちらのカルテットは桂市民センターでのコンサートのために結成された幻の女性カルテットだったそうですが、今回はそのうちの3名に前嶋先生が加わっての演奏でした。「冬」のゆったり流れる時間と「目覚めよと」の花婿を迎える喜ばしい気持ちを4台のチェロが表現しました。
 
 2組目は「銀河」の巨星、髙坂代表と前嶋先生と女性2名からなるカルテットでした。今年5月の「一ノ蔵」カルテットコンサートと桂市民センターにおいても演奏している経験豊かなカルテットです。曲目はゴルターマン「ノクターン」、アイルランド民謡「アメイジンググレイス」、滝廉太郎「荒城の月」で、趣を異にする魅力に溢れる3曲を円熟した演奏で楽しませてくれました。
 
 休憩後の第三部では再度全員が合奏しました。アメリカのジョプリン「ジ・エンタテイナー」、イタリアのレスピーギ「イタリアーナ」、チェコのドヴォルザークの交響曲第9番第2楽章からの「家路」とこれまたお国柄と時代背景がくっきりと投影された3曲の演奏でした。7月に入ってから始めた「家路」の練習には、たくさんの時間が費やされました。楽譜を一見したところ簡単そうでしたが 非常にゆっくりとしたテンポの箇所を全パートがぴったり揃って演奏することがこれほど難しいとは想像の域を超えていました。しかし曲ができ上がるにつれて、ドヴォルザークが描こうとしていたのかもしれない、と思われる日の光や、豊かな森の情景、アメリカという外国で見たであろう不安な夢の光景、そしてすべてを受け入れた後の平安のようなものが演奏を通じて表現されていったように思います 。私一人の演奏は拙いものであっても「銀河」の皆さんと演奏することにより、このような音楽的豊かさを経験できることに 改めて感動しました。
 
 演奏終了後は、この発表会のために莫大な時間とエネルギーとを注ぎ込んで私たちを指導してくださった前嶋淳先生からご挨拶がありました。昨年行なわれた第1回発表会から1年の間に随分上達したというお褒めのお言葉、チェロは大人にも始めやすい楽器であること、初心者の方、年齢の若い方も「銀河」にご参加いただきたいというメッセージが語られた後、「風の名前をおしえて」をアンコール曲として演奏しました。2011年の東日本大震災で犠牲になられた方々の鎮魂と復興を祈りつつ、またそれぞれの思いを込めて演奏し、第2回発表会プログラムのすべてが終了しました。
 
 ところで私は10年間チェロから遠ざかっていて数ヵ月前に「銀河」の住民になったチェロ初学者ですが、このような心踊る発表会に参加させていただき、感動のほとぼりはなかなか冷めません。天候不順の折、体調が思わしくない演奏者も数名おりましたところ、「ベストコンディションでない時は、余計な力が入らずに良い演奏ができるということもあるので、皆さん完璧を目指さずに、この時を楽しみましょう」と前嶋先生が語られました。「なるほど、そういうこともあるものか」と素直に暗示にかかり、終わりまでゆったりした気持ちで発表会に参加できました。
 
 参加してみて気づいたことは、発表会自体はほんの数時間で終わってしまうけれども、ここにたどり着くためには多くの方々の計り知れない献身的なお力添えがあるということでした。宇宙の大部分が見えない未知の物質とエネルギーによって構成されているように、コンサートマスターの髙坂代表、ご指導してくださる前嶋先生と各メンバーの才能、経験と熱い思いが集結しているからこそ、東北チェロアンサンブル「銀河」が輝き続けられるのですね。聴衆の皆様、近く、遠くから多くの方々の暖かいご支援のお陰でこの素晴らしい発表会を行なうことができました。来年の第3回発表会に向けて「銀河」はさらに成長していくことでしょう。チェロが好きなあなた、まだ「銀河」の住民になっていない方がおられましたら一緒に“キラッ”と光ってみませんか。       

(レポート担当:ヒューレット柳澤えり子)

東北チェロアンサンブル「銀河」、第2回発表会を無事に終えました

2017年10月28日(土)13:30開演

 
 エルパーク仙台スタジオホールにて「第2回発表会」を開催しました。皆様の温かなお言葉と拍手をいただき、メンバー一同、大変感激しております。報告記事は追って掲載させていただきますが、まずは、当日プログラムを掲載しました。下記から、ダウンロードができます。
→第2回発表会プログラム


「Concert à la carte a Sendai 2017」に出演しました

2017年10月9日(祝・月)14:00開演

 
 宮城野区文化センターパトナホールにて「Concert à la carte a Sendai 2017」が開催されました。参加したのは、フランスバロック研究会、バロック音楽同好会、L'Anta Magica、Ensemble con brio、Trio de Colza、そして東北チェロアンサンブル銀河の6団体です。古楽器の演奏、複数楽器のコンチェルト、弦楽トリオ、チェロのみのアンサンブルと普段ではあまり見ないスタイルの演奏ばかりでかなり異色の楽しめる演奏会でした。
 
 私たち、東北チェロアンサンブル「銀河」の演奏曲は、
・セレナーデ
・いつも何度でも
・大きな古時計
・レリジオーソ
・リュートのための古代舞曲とアリア第3組曲よりイタリアーナ
・家路
6曲です。
 
 持ち時間は30分でしたので、それを目いっぱい使おうと思い、かなり盛りだくさんの内容になってしましましたが、十分な練習と事前のリハーサルのせいか流れが滞ることなくスマートに熱く演奏できたと思います。
 
 ステージ上では「ベルリン・フィル12人のチェリストたち」を意識して、参加者13人全員が1列に並んでみました。見た目も美しかったのではないでしょうか。さすがに回りの音を聴くのは大変でしたが、普段よりオーバーアクションで他の奏者に自分をアピールしたり、笑顔でアイコンタクトを取ったりと、耳だけではなく体全体フル稼働で乗り切りました。
 
 今回は自分たちが演奏するだけではなくて、他の団体の演奏を聴くのも楽しみでした。さすがに皆さん素晴らしい! もうリハーサルの時から圧倒されてしまい、この中で私たちも一緒に演奏してもいいのだろうかと不安になってしまった程です。
 
 演奏会後の打ち上げも大変な盛り上がりで、こうしたいろいろな楽器を演奏する方々と交流が持てる良い機会でもありました。
 
 今年は少々無謀ともいえる演奏会スケジュールをこなしていますが、ステージが1回終わるごとに確実に「銀河」の演奏レベルが上がっていくように感じます。大勢のお客様の前で弾くという緊張感も楽しめるようになってきたのではないでしょうか。もっともっと良い演奏がしたいという欲も出てきましたね。これからもますます練習を重ね、演奏に磨きをかけていきたいと思います。
 

(レポート担当  佐藤弘美

桂市民センターロビーコンサート、満席となり、ありがとうございました!

2017年9月30日(土)14:00開演

 
 2017年 930日、「桂市民センターロビーコンサート」が開催され、私たち東北チェロアンサンブル「銀河」のメンバー 13人が参加しました。桂市民センターは、美しい街並みの泉パークタウンの中にあり、音響のいいロビーで開催される「ロビーコンサート」は長年、地域の皆さんに親しまれているコンサートです。今回は市民センターからの依頼により、約1時間半の演奏を行ないました。
 
 当日のプログラムは、①全員合奏、②カルテット演奏、③楽器紹介の 3部構成でした。
 
 全員合奏は、コンサートの始めと終わりに配置し、前半は「第 51000人のチェロ・コンサート」で演奏されたラッヒナーの「セレナーデ」、ゴルターマンの「レリジオーソ」に加え、皆さんになじみ深い木村弓の「いつも何度でも」とワークの「大きな古時計」を演奏しました。後半は、今年練習に励んだレスピーギの「イタリアーナ」とドヴォルザークの交響曲第9番「新世界」より、「家路」のテーマを演奏しました。「家路」は私たちにとって約 10分の難曲でしたが、各パートが心を一つにして何とか弾き終えることができました。
 
 カルテットは今回のコンサートに合わせて結成した女性のみのカルテットⅠがヴィヴァルディの「四季」より 「冬」とバッハの「コラール 目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」を演奏し、音楽指導者の前嶋淳先生とコンサートマスターの髙坂知節先生が中心のカルテットⅡはゴルターマンの「ノクターン」、アイルランド民謡「アメイジンググレイス」、滝廉太郎の「荒城の月」の 3曲を演奏しました。ソロ演奏を交えたカルテットの演奏は、美しい音色を会場に響かせ、聴衆を魅了しました。
 
 楽器紹介は「チェロに触ってみよう!」と題し、来場者の皆さんに直接チェロに触ってもらうコーナーとしました。佐藤弘美さんのリードで子どもからご年配の方まで 6人の皆さんに初めてのチェロに親しんでいただきました。
 
 当日の来場者は予定された 60名を大きく上回る 80名で、会場は超満員となり熱気に包まれました。アンコールで演奏した「風の名前をおしえて」を含め演奏した全 12曲を通して聴衆の皆さんにチェロ特有の美しいハーモニーを味わっていただけてものと思います。中には涙を拭って聴いていただいた方もいました。
 
 皆さんから寄せられたアンケートでは「チェロアンサンブルは初めて聴きました。素晴らしかったです」、「心に響く音色に感動しました。今日は思いがけぬ宝物をいただいた気持ちです」、「初めてチェロに触らせていただき、興味が深まりました」など、多くの励ましの感想をいただきました。
 
 東北チェロアンサンブル「銀河」では、 109日にパトナホールで「室内楽コンサート a la carte a Sendai」に出演します。また、 1028日には銀河の第 2回発表会をエルパーク仙台で開催します。第 2回発表会をより充実した内容とするよう、現在、猛練習を重ねておりますので、今年も多くの皆様にご来場いただきますようお願いいたします。
 
(桂市民センター担当 髙橋広)

銀河の第2回発表会にお越しください!

2017年10月28日(土)13:30開演

「第5回1000人のチェロ・コンサート」後に仙台で誕生した東北チェロアンサンブル「銀河」が第2回発表会を開催します。秋のひと時、チェロアンサンブルをお楽しみください。国際チェロアンサンブル協会が後援しています。 

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エルパーク仙台スタジオパーク(仙台市一番町)
【入場料】無料
曲目
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」より「家路」
・レスピーギ:イタリアーナ
・ゴルターマン:レリジオーソ
・ラッヒナー:セレナーデ
・ジョプリン:ジ・エンターティナー
・スコットランド民謡:アメイジンググレイス
・滝廉太郎:荒城の月
・ワーク:大きな古時計
・木村弓:いつも何度でも
《問》東北チェロアンサンブル「銀河」 
お問い合わせフォーム


室内楽コンサート a la carte a Sendai に出演します!

2017年10月9日(月・祝)14:00開演

仙台を拠点に活動する室内楽愛好家たちで企画したコンサートに、私たち東北チェロアンサンブル「銀河」も出演します。入場料無料です。ぜひ皆さん、お越しください。

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宮城野区文化センターPatonaホール

出演団体と曲目
フランスバロック音楽研究会 他
・ジャン=フェリ・ルベル:舞踏様々 他
Ensemble con brio
・ヴィヴァルディ:調和の霊感 Op.3-10 
Trio di Cloza
・モーツァルト:Divertimento K.563より
東北チェロアンサンブル「銀河」
・ゴルターマン:レリジオーソ
・ラッヒナー:セレナーデ
・ジョプリン:ジ・エンターテイナー
・木村弓:いつも何度でも
・ワーク:大きな古時計
・レスピーギ:イタリアーナ
・ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」より第2楽章「家路」
藤江隆男/石島栄一:風の名前をおしえて


桂市民センターロビーコンサートのプログラム、完成です!

 
 9月30日(土)に桂市民センターで行ないますロビーコンサートのプログラムができあがりました。どうぞたくさんの皆様のご来場をお待ちしております。
→桂市民センターロビーコンサートプログラム


参加しました! 第10回チェロアンサンブルコンテストinかさおか!

 
 7月23日(日)に笠岡で行なわれた第10回チェロアンサンブルコンテストに、昨年に続き、出演しました。


 『第10回チェロアンサンブル・コンテスト in かさおか』へ参加して
(レポート担当:M.K)

平成29年7月23日(日)に開催された『第10回チェロアンサンブル・コンテスト in かさおか』へ参加しました!

私にとって、今回の参加はリベンジでした。

昨年、このコンテストに参加すると決め、第1回目の練習も参加し、これからこの5人でがんばっていこう!と気持ちを引き締めた矢先、予想外の人事異動により転勤を命じられました。ギリギリまで悩みましたが、仕事への影響を考えた末、辞退することにしたのでした。そして、仕事がハードになり、銀河の記念すべき第1回目の発表会も辞退。

私にとっての昨年は、とても悔いの残る年となってしまいました。

そして、今年。仕事は、周りに助けられ、また自分自身も勉強したことで、少しずつではありますが余裕が出てきました。銀河の練習にも少しずつ参加できるようになってきた頃。今年も『チェロアンサンブル・コンテスト in かさおか』へ参加すると発表がありました。日程を確認すると、今年は何とか行けそうと判断、参加することを即答しました。

当日までは、今までにないくらい(笑)  、練習に励みました。その練習に際し、練習場所の確保等、細々と動いてくれたメンバーには感謝の気持ちで一杯です!また、毎週のように一緒に練習することで笠岡参加メンバーの団結力もモチベーションもアップしていったように思います。きっと私一人では、ここまでがんばれなかったと思います。

さて、ここからは、私の個人的な視点からの感想です。参加した皆さんは思い出を振り返り、参加されなかった皆さんは私と一緒に笠岡に行った気分を味わってください!

平成29年7月22日(土)

5:00 起床
荷物の用意が途中だったので、再確認しながら荷物詰め。

6:35 自宅出発
夫に仙台駅まで送ってもらいました。

7:21 新幹線出発
チェロを持っての長旅での懸案事項、楽器とキャリーケース、無事に座席の後ろに置けました!

一息ついて、朝ごはん。
窓の外を見たら、宮城の空は曇り空。ネットで調べたら、笠岡市も曇りのようです。でも気温は30℃超え…。体感的にも気持ち的にもアツイ週末になりそうです。

8:56 東京駅到着
実は私はかなりおっちょこちょいで、しかも方向音痴なので、乗り換えが苦手…。でも今回は事前の確認が功を奏し、乗り換え先のホームにはあっという間に着きました!

9:10 東京駅出発
座席の後ろに、すでに荷物を置いているイケメンお兄さんが!でも、私のチェロもなんとか置けそう。話しかけたら、イケメンお兄さんが「私の方が先に降りるので、荷物を入れ替えましょう!」と言って、私の荷物を奥の方へ移動させてくれました。ちなみにイケメンお兄さんは名古屋で降りるそうです。やっぱり、荷物が多い人はこの席を狙うんですね。

10:48 名古屋駅着
イケメンお兄さん、さようなら!と思ったら、また隣にイケメンお兄さん!イケメンづいている日だなぁ(笑)

11:25 京都駅着
夫と旅行に来た時のことを思い出しました!その時は行きも帰りも飛行機で、2泊3日の旅程でしたが、帰りの飛行機が台風の影響で欠航になり、結果もう一日滞在したのでした (^_^;)

12:00過ぎ、播磨灘が見えました。

12:27 岡山駅到着。ここで軽くお昼ごはん。食べ終わったら、福山行きの電車は1時間以上先なので、お土産を買うことにしました。

夫に「岡山の定番お土産って何かな?」と聞いたら、「きびだんごじゃないの?」と言われたので、きびだんごと、日本酒を買いました。日本酒はネットで見たら『嘉美心』が良さげだったので、買ってみました!飲むのが楽しみです。

≪後日談≫
近所の飲み屋さん主催の収穫祭(飲み会です(笑))時に、この『嘉美心』を持参し、周りの方々に振舞ったら、すごく美味しい!と絶賛されました!

13:29 岡山駅出発。座れないことを覚悟していましたが、タイミング良く席が空いていて座ることができました。

14:12 笠岡駅到着。改札の向こう側に、メンバーがすでに待っていました!ここは笠岡ですが、メンバーの顔を見ると仙台のどこかの駅にいる気分でした。お迎えの車へ荷物を積み込み、笠岡市市民会館まで送っていただきました!お忙しい中、ありがとうございました m(_ _)m

笠岡市市民会館に到着し、早速、第2会議室へ。

15:00 練習開始
この場に来ても、より良い演奏にしたいという気持ちからか、いつもと変わらない練習風景になっていました。こういう貪欲さは大切ですね!

16:00 ステージリハーサル
これまでの練習と違って、音の響きが違うことに戸惑いました。自分の音が、自分にしか聴こえていないような感覚。隣の人の音がいつもより聴こえにくい。いかに周りの音に頼っていたのかが、今さら分かってしまった。これまでの練習場所は、音が反響する環境でした。どのような環境でも対応できるためには、音が響きにくい場所での練習も必要なのかもしれません。

17:30 チェロアンサンブル・サロンリハーサル
この席の並び!人数は少ないけど、1000チェロを思い出しました。1000チェロの曲を弾いている時、脳裏には、演奏した場面、運営委員として走り回っている場面が次々と思い出されました。     

19:00 前夜祭
延長コード事件のため、なかなかビールを喉に流し込めませんでしたが、待ったかいがあり、飲んだビールは最高に美味しかったです!明日が本番にもかかわらず、宴は盛り上がりました(笑)。私は、おっちょこちょいで方向音痴ですが、それに加えて、意外に人見知りです。もっと他の団体さんメンバーともお話しすればよかったと反省。     

楽しい宴の時間は終わり、自分の部屋へ。当初の予定では軽く練習をしようかと思っていましたが、ここまで来たら、まな板の上の鯉。今まで練習してきた自分を信じることにしました。

うれしいことに、ホテルのアメニティに、柚子の香りの入浴剤がありました!のんびりお湯に浸かり、リラックスできました!

0:30 就寝

平成29年7月23日(日)

6:00 起床

7:00 朝食
今日は奇数日なので、パン朝食でした。程良いボリュームに満足!

9:00 第2会議室で最後の練習
会議室に入ったら、誰もいない!今日は全員での練習はできいと思っていたのですが、思いがけず練習の時間を取ることができました。ギリギリまで、良い演奏に向けて全員の意識が高まります!

と、ここでプチアクシデント!先日貼り付けてもらった弓の先端部分が、また取れてしまいました…。大丈夫だとは思うけど、なんとか最後まで持ちますように…。

開演の時間になったので、楽器と楽譜を舞台袖に置き、出番まで客席で待機。

そして、舞台袖にスタンバイするようアナウンスがあり、舞台袖で私達の前の団体の演奏を聴いているうちに、だんだん落ち着かなくなってきました。首を回したり、肩を回したりして身体をほぐす。深呼吸をする。

そして、私たちの出番!ステージに向かって歩き、席に座る。心臓がバクバクしています。と、ここで、お客様の方ではなくステージにいるメンバーの顔を見たら、これまでの練習風景を思い出し、ふっと緊張が解けました。そして、そうだ、私なりに精一杯演奏しなくては!そう思うことができました。

『風の名前をおしえて』後日、この曲の作曲者の方が判明し、1000チェロでの演出であった「風の電話」との関係性はないとのことでした。それでも。偶然に共通する言葉「風」。作曲者の意図に反してしまうかもしれませんが、どうしても私は「風の電話」を思い出してしまいます。 

許されるならば、私の心の中では、震災で亡くなった方へのレクイエムとして表現したい。そう思いながら、前嶋先生に教えていただいたことを思い出し、一音一音、丁寧に演奏することを心がけました。 

いつの日か、この曲が私の中でレクイエムではなくなることを祈りつつ。
『 The Entertainer 』アンサンブルの楽しさが伝わるように、元気よく!マジシャンがいろんなマジックを披露しているイメージで弾きました(笑)。この曲の課題の一つ、『スマイル』!残念ながら、ちょっと引きつった笑顔だったかも…?!

『リュートのための古代舞曲とアリア 第 3 組曲より「イタリアーナ」』。譜面を見て弾いていてはテンポに追いつかないと思い、がんばって暗譜しました!でも、4ポジションで弾く音やピツィカートがキレイに出せなかった…。まだまだ練習不足でした…。

途中、うれしかったことが。『 The Enterrainer 』を弾き終わった後、客席から拍手をいただきました!最後の曲と勘違いされたのかもしれませんが、それでもうれしかったです。拍手をしてくれた方、ありがとう!

あっという間に、自分達の演奏が終わってしまいました。お辞儀をしてステージを後にした時には、安堵感と充実感、そして一抹の寂しさを感じました。演奏後は他の団体の演奏を聴きました。

以下は今回のコンテストを聴いて感じたことです。

◎課題曲について。
解釈がその団体によって様々で、同じ曲なのにまったく別の曲のような印象になることに驚きました。解釈に正解も不正解もないと思います。でも、各団体の演奏を聴いて、私は「銀河」の解釈が好きだなぁ、と改めて思いました。

◎自由曲について。
知っている曲、初めて聴く曲、半々ぐらいでしょうか。知っている曲はアレンジに耳を傾け、初めて聴く曲は新しい曲との出会いを楽しみました。

今回はチェロ「アンサンブル」・コンテストなので、アンサンブルらしさ、アンサンブルの醍醐味、のようなものが発揮できる選曲も重要だと思いました。

ソロが得意な人が10人集まったから、良いアンサンブルになるとは限らない。お互いに音を寄り添い、気持ちを寄り添えることができると、自然と美しいアンサンブルになるのではないかと再確認しました。     

◎音程について。
特に、各パートが少人数だとズレが分かってしまいますね。←自分もそうだったかと思うと恐ろしい…。これは弦楽器に限らず、どんな楽器の演奏者にとっても永遠の課題でしょうか。

◎パート毎のバランスについて。
演奏している自分には聴こえていても、客席から聴いた時に聴こえていないと、音楽が途中で途切れたように感じになり、一生懸命弾いているからこそ、もったいないと感じました。
普段から自分たちの演奏を録音し、客観的に聴いて確認することも必要だと思いました。

いつも思いますが、チェロだけのアンサンブルなのに違和感がないのがすごい!同一楽器で、これだけの人数で曲を演奏することは、他の楽器には難しいと思います。音域の幅の広さだったり、ダイナミックレンジだったり、楽器の大きさだったり。チェロは三拍子が揃ったことで可能なのでしょう。

13:00 チェロアンサンブル・サロン
リハーサルの時、隣の人とボウイングが合わずぶつかりそうになったので、少し椅子を動かし斜めにしてぶつからないように調整。

緊張はしませんでしたが、だいぶ客席の空席が目立ったのが残念だったかも。後日うかがったところによると、コンテストの後に休憩をはさんだことで、お帰りになられたお客様がいらしたとか。今後の運営の課題になったようです。

そして、講評、審査結果の発表。やはり、聴いた瞬間に、演奏に引き込まれた団体が入賞しました。

私達は選ばれませんでしたが、次回は!という思いがふつふつと湧きました。このコンテストに参加して一回り成長した自分を感じることができました。本当に参加して良かった!そんな気持ちをかき消すように、慌ただしく仙台へと帰路につかねばなりませんでした。予約したタクシーがなかなか来なくて焦りましたが、なんとか間に合い、笠岡駅に到着し、福山駅へ。

14:59 福山駅出発
三時のおやつ♪ということで、車内販売のお姉さんからアイスコーヒーとワッフルを購入。
甘いものは私を幸せにしてくれます(笑)

18:33 東京駅到着
乗り換えに23分あるので、方向音痴の私でも超余裕です。

おなかも空いてきたので、駅弁購入。行きの新幹線で駅弁を食べ損ねたので、ここで食べねばと使命感に燃えました!(笑)

18:59 東京駅出発
曇り空の宵闇が迫って来た東京を後にします。そして駅弁を美味しくいただきましたー!

大宮を過ぎる頃には、とっぷりと日が暮れていました。日暮れとともに、今回のイベントが終わりに近づいていることを実感。あー、明日からは普通に仕事なんだよな~。もう少しこの余韻に浸っていたい…。

20:28 仙台駅到着
見慣れた風景は、無事帰ってきた証拠。昨日はこれから始まることにドキドキして立っていたホームに、今は達成感で立っている自分がいました。少しずつ夢から覚める感覚で、地下鉄に乗り、家に帰ってきました。

濃すぎるくらいの充実した2日間。その後、帰宅した私から報告トーク攻めにあった夫は大変だったことでしょう(笑)

ーーーーー

いかがでしたか?!
次回の笠岡へ参加したくなったことでしょう!

最後になりましたが、まとめを。
◎本番での緊張感は練習量に反比例する。
◎チェロは背負ってしまえばどこへでも行ける。
◎アンサンブルは楽しい!
◎笠岡参加メンバー、最高!


一ノ蔵カルテットコンサート〜レポート

 
 5月14日(日)、雨に濡れた新緑が眩しい、大崎市松山の株式会社一ノ蔵へ行ってまいりました。
 今回は「チェロアンサンブルとともに一ノ蔵と旬の味を楽しむ夕べ」という、いかにも楽しそうな企画で、美味しいお酒とお料理とともにチェロアンサンブルの美しい音色にも酔いしれていただけたことと存じます。ウフフ・・・
 演奏は宴が始まる前にまず 3曲、静かな中で少し緊張しましたが、会場の響きも良く、ゴルターマンもモーツァルトも心地良く聴こえていたと思います。
 
「ミニコンサート」演奏曲
・ゴルターマン:ロマンス Op.119,No.1
・木村弓:映画「千と千尋の神隠し」より「いつも何度でも」
・モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス
 
 そして乾杯後に「食中の調べ」として再び演奏を開始したのですが、さすがはお酒関係者の皆様だけあって、乾杯直後からすばらしい盛り上がりで、ここからは私もリラックスした雰囲気の中、楽しく弾くことができました。
 
「食中の調べ」演奏曲
・ゴルターマン:「2つのサロン風の小品」より「ノクターン 」
・作曲者不詳:アメイジング・グレイス
・キーベ:メロウ チェロ タンゴ
・滝廉太郎:荒城の月
・山田耕筰:赤とんぼ
 今回は一ノ蔵にいらっしゃる大切なお客様のための演奏でしたので、私もおもてなしする側として皆様に喜んでいただけるようにと心がけていましたが、同時に自分にとっても大変勉強になりました。とにかくどんなシチュエーションでも、他のパートの音を聴くこと! 動きを見ること! 特にアンサンブルをする上でのアイコンタクトの重要性を再確認いたしました。
 岡様そして一ノ蔵の皆様には、このような機会をいただけたことに深く感謝申し上げます。そしてご指導いただいた前嶋先生、髙坂先生、伊藤さん、真にありがとうございました。ただひとつ残念だったのは、最後に(まさかの)熱烈なアンコールをいただいたのに、曲を用意していなくて、お応えできなかったことです。前嶋先生が事前の練習時に、「このような時は、なにか余分に曲を準備した方がいいかもしれませんね」とおっしゃっていましたが、本当にそうでした。ク~~
 それにしても、一ノ蔵はとても素敵な所です。広い敷地内は美しい緑にあふれ、館内全体に麹の甘い香りが漂っていました。事前に連絡すれば蔵見学もできるそうです。きき酒もさせてもらえるようですよ。仙台からのドライブにも最適です。あっ、運転していたらお酒は口にできませんね。でも酒蔵の雰囲気を味わうだけでも大満足だと思います。ぜひぜひ訪問されることをお勧めいたします。

「銀河」第2回発表会開催が決定!

 
第2回となる銀河発表会の開催が以下の通り決定しました。
「日程」2017年10月28日(土)
「会場」エルパーク仙台 スタジオホール
昨年に引き続き、同じ会場での発表会となります。
ご来場の皆様に演奏を楽しんでいただけますよう、練習に励んでおります。
詳細は決定次第、お知らせいたします。


第10回チェロアンサンブル・コンテストinかさおか】のご案内(第2報)をお届けします。

 
かさおかコンテスト参加者募集について「第2報」をお知らせします。

《実施要項》は第1報に同じです。そちらをご参照ください。

《銀河での応募締切》
第一次  4月末
第二次 (駆け込み登録) 5月末 
*「笠岡向け練習会」は5月20日(土)から始まります。
 コンテスト参加応募は銀河会員用ブログから登録をお願いします。

《演奏曲目》
・藤江隆男作曲、石島栄一編曲「風の名前をおしえて」
・ジョプリン「The Entertainer」
レスピーギ「リュートのための古代舞曲とアリア」第3組曲よりイタリアーナ」

(全3曲を予定)

*参加人数・参加メンバーにより、前嶋先生に曲・パートをお決めいただきます。
推薦曲がありましたら、楽譜を添えて先生にお出しください。

《参加費用》
コンテスト参加費、前夜祭の懇親会費・交通費・宿泊費・その他は各自負担となります。

 
笠岡のアンサンブル・コンテストのこれまでの様子は、下記サイトでご覧いただけます。
→アンサンブル・コンテストinかさおか


第10回チェロアンサンブル・コンテストinかさおか】のご案内(第1報)をお届けします。

 
 今年も、昨年に引き続き、第10回となるチェロアンサンブル・コンテストが岡山県笠岡市で開催されます。
 
 昨年のコンテストには『銀河』から4名がカルテットとして参加しましたが、今年は8名以上での参加を見込んでおり、前嶋先生もコンサートマスターとして演奏される予定をしていますので、皆さん、奮ってのご参加をお待ちしております。
 
 まずは第1報として、【実施要項】をご覧ください。演奏曲目など詳細につきましては、後日、第2報以降でお知らせさせていただきます。


フォームの改善を行ないました。

 
本サイト内の各フォームで不備があり、皆さまからのご連絡に対して、きちんと対応できていない期間がありましたこと、大変申し訳ありませんでした。改善いたしましたので、お知らせさせていただきます。今後ともどうぞよろしくお願いします。


 東北チェロアンサンブル「銀河」第1回発表会を終えて

 
 2015年10月に発足した東北チェロアンサンブル「銀河」の第1回発表会が、今年10月22日にエルパーク仙台で行なわれました。
 
 発表会は仙台の他、郡山、一関からの参加者も含め、総勢17名の参加で行なわれ、プログラム構成は第一部が全員合奏で、やや難曲ではあるもののチャレンジ的な意味合いでクレンゲルの「4つの小品」からの3曲を中心に演奏されました。
 
 第二部は少人数アンサンブルで、デュオが3組、カルテットが1組の演奏でした。カルテットが演奏したゴルターマンの「ロマンス」は、今年7月に岡山県笠岡市で行なわれたチェロアンサンブル・コンテストに参加した際に取り上げた曲でした。
 


 
 第三部は全員合奏で、昨年、仙台で行なわれた「第5回1000人のチェロ・コンサート」で演奏されたラッヒナーの「セレナーデ」、ゴルターマンの「レリジオーソ」を中心に、久石譲のよく知られた「となりのトトロ」など、アンコールには菅野ようこの「花は咲く」が演奏されました。
 
 チェロアンサンブル「銀河」の全体練習は毎月1回が基本で、本番1ヵ月前からは毎週末に行なわれ、アンサンブル力の向上を図ってきました。本番まで1ヵ月を切る時期になって、練習での音の響きが格段に良くなり、参加者が本番に向け集中している様子が伝わってきました。
 
 本番当日のゲネプロでは、会場の音響と各パートの配置に問題があったのか、各パート相互間の音が聴き取りにくく、アンサンブルが少し乱れる場面もあり、やや不安が残りました。しかし、「多少のミスやアンサンブルの乱れを気にし過ぎずに思い切り演奏しよう」と切り替えて、本番は全体的には上々のできだったと思います。
 
 演奏を聴きに来られた入場者は62名で、会場の収容能力からすれば、もう少し余力がありました。事前の宣伝や広報は可能な限り行なったつもりですが、今後の検討課題の一つでしょう。しかし、アンケートの回答数が35名あり、「大変良かった」12、「良かった」17、「まあまあ聴けた」5、「もう少しがんばって」1、と比較的高評価でした。
 
 その中で、「比較的初心者が一生懸命弾いている姿に好感」や「人前でたくさん弾いてください、聴きに行きます」などは大変励みになりますし、第二部の「少人数アンサンブルがもっと聴きたい」という方も少なくなく、今後、プログラム構成で検討していきたいと思います。半面、指揮者なしでの全員合奏によるマイナス点の部分で各パート間のバランスなどの問題を指摘されたコメントもありました。この点も改善するために何が必要かを考えていきたいと思います。
 
 「銀河」の第1回発表会の成功は、演奏に参加されなかった会員も含めたすべての会員のチームワークと、様々な形で応援してくださった皆様のおかげです。第2回の発表会が、より多くの演奏参加者で、より充実した内容で、より多くの方々に聴いていただけるよう努めていきたいと思っています。今後もどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
 

                         音楽指導担当  前嶋 淳

東北チェロアンサンブル「銀河」第1回発表会を、
10月22日(土)に開催しました!

 
 【東北チェロアンサンブル「銀河」第1回発表会】を無事に終えました。
たくさんの皆様の温かなお言葉と拍手をいただき、
メンバー一同、大変感激しております。
報告記事は追って掲載させていただきますが、
まずは、写真と当日プログラムを掲載しました。
 
→第1回発表会プログラム


東北チェロアンサンブル「銀河」第1回発表会を、
10月22日(土)に開催します!

 
 
【東北チェロアンサンブル「銀河」第1回発表会】を
以下の要領にて開催する運びとなりました。
NPO国際チェロアンサンブル協会から「後援」していただいております。
→NPO国際チェロアンサンブル協会公式サイト
 
これまで練習会に参加されていた方々のみならず、
都合でなかなか参加できなかった方々、
これを機会に入会されて、一緒に弾いてみたい方、
奮ってご参加いただきますようお願い申し上げます。
 
ご参加いただけます方は、『銀河』メールアドレス宛にお知らせください。
 

発表会のチラシです!

 
■日時  2016年10月22日(土)

      午前中:ゲネプロ
      13時30分~本番
 
場所  エル・パーク仙台スタジオホール(仙台三越 定禅寺通り館)
      (仙台市 青葉区一番町4-11-1) →アクセス
 
演奏曲目 
 ①ラッヒナー:セレナーデ
 ②ゴルターマン:レリジオーソ
 ③クレンゲル:4つの小品より「無言歌」
 ④クレンゲル:4つの小品より「ガヴォット」
 ⑤クレンゲル:4つの小品より「ララバイ」
 ⑥久石 譲風の谷のナウシカ
 ⑦ワーク:大きな古時計
 ⑧久石 譲となりのトトロ
 ⑨久石 譲いつも何度でも
 ⑩バッハ:メヌエット
 ⑪Sicut locutus est(Even as He Promised) 
 
入場料  無料
 
お問合せ →「銀河」メール  


私たちと一緒にチェロアンサンブルを楽しみませんか?

 

入会資格は、特にありません。 入会金も必要ありません。

とてもリーズナブルな価格で、チェロアンサンブルの醍醐味を味わえます。
まずは、見学にいらしてください。
詳しくは、「メンバー募集中」の画像をクリックしてください。


東北チェロアンサンブル銀河の公式サイトがスタートしました!

 
 2016年8月、夜空にいっぱいの夏の星座が輝く季節に、「銀河」の公式サイトがスタートしました。これから私たちのさまざまな活動を広く皆様にお知らせさせていただきます。
 
 そして、一人でも多くの皆様との新しい出会いも楽しみにお待ちしております。チェロが大好きな方、誰かと合奏をしてみたいという方、どうぞこの公式サイトで様子をご覧いただき、私たちにお問い合わせください。
 

 どうぞよろしくお願いします。

「銀河」の中の小さな営みですが、チェロを通して宇宙に響きを送るアクティブなイメージをロゴに込めました


参加しました! 第9回チェロアンサンブルコンテストinかさおか!

 
 何回もの猛レッスンの後、前嶋先生の「幸運を祈ります」との祝福の言葉に送られて、岡山県笠岡市まで、髙坂知節先生、神谷幸子さん、伊藤郁子さんと4人で行ってまいりました。7月31日(日)に笠岡で行なわれた第9回チェロアンサンブルコンテストに出演するためです。
 


 
 今回はチェロ・カルテットという大変難しい形態での参加でしたが、演奏する課題曲の「風の名前を教えて」、自由曲として選んだ、キーベの「メロウ チェロ タンゴ」、そしてゴルターマンの「ロマンス」に対して持つイメージ通りの表現がなかなかできなく、自分の技量不足を痛感いたしました。が、同時に練習を重ねるたびに、他のパートの音を聴くことができるようになり、アンサンブルの楽しさも感じられるようになってきました。今後はより一層精度をあげ、もっと美しいリズムとハーモニーを作れるようになりたいと思います。
 
 このように自分の演奏面では課題山積みではありましたが、全国のチェロ仲間との交流、ステージでの緊張感、また、早朝から大音響のクマゼミの合唱、瀬戸内の海に映る花火、おいしい手作りの祭り寿司など、楽しい夏の思い出満載の2日間でした。
 
 実行委員長の中村幸太郎さんをはじめ、お世話してくださった皆様方、本当にありがとうございました。また、お忙しい中をご指導いただいた前嶋先生、髙坂先生、伊藤様、神谷様には深く感謝いたします。
 
 実は、今回本当に不安だったのは、大きな楽器を持って、仙台から岡山県の笠岡まで長距離移動ができるだろうか、ということだったのですが・・・。もう大丈夫!これからはチェロを担いでどこまでも行っちゃいますよ!!
 

 佐藤 弘美